・スピーチコンテストの発表風景
2024年9月某日、当社の技能実習生の管理団体が主催するスピーチコンテストが都内にて開催されました。
スピーチコンテストの趣旨は、実習生達に習得した日本語を用い、日本に対する印象、技能実習、日常生活を通して学んだこと、感じたこと、考えたことを題材に、スピーチをする。また、この発表を通して、受入企業、組合、仲間との相互理解を促進し、日本での実習期間をより充実させることも目的となっています。
当社からは技能実習生のスエンさん（来日約４年）が参加しました。スエンさんのスピーチテーマは、「私の子供時代」です。このテーマは、スエンさんの子供時代の故郷にまつわる家族との楽しかった思い出や、大人になり発展した故郷を誇り思う反面で変わってしまった故郷を寂しく懐かしむ気持ちを伝える内容です。
本番までの間、スピーチの練習を繰り返しました。N3（日本語検定３級）の実力と努力家であることが相まって発音やイントネーションがメキメキと上達し、大勢の社員の前で予行練習を実施するなど準備を重ねていきました。本番では15名が発表、内容力、日本語力、表現力が評価され、最優秀賞1名、優秀賞1名、優良賞3名、人気賞1名が選ばれます。
本番を迎えました。発表者よりも応援で参加していた人の方が緊張してしまう状況でしたが、スエンさんは緊張することなく練習の成果を発揮しスピーチをしました。
そして結果発表、・・・最優秀賞にスエンさんが選ばれました！！
今までの練習の成果と努力が報われとても嬉しく思います。今回の経験がスエンさんの自信となり更なる活躍の繋がりになることを願います。また、応援に来た他の実習生も何かに挑戦するきっかけになってもらいたいです。
このような機会を設けていただき、主催者の管理団体をはじめ関係者の皆様へ感謝申しあげます。
・授賞式の様子（アオザイ（ベトナムの民族衣装）を着た左から3番目の人物がスエンさん）
